Sublime Text 2 では、 Command+BやCtrl+B で編集中の Python ファイルを実行することができます。
その際デフォルトでは環境変数
PATH
上の python
コマンドがそのまま使われますが、設定ファイルを編集することによりスクリプト実行に使う Python 環境を指定することができます。該当する設定ファイルは「 Python.sublime-build 」です。たとえば、この設定ファイルの内容を以下のとおりに変更すると・・・
{ // "cmd": ["python", "-u", "$file"], "shell": true, "cmd": ["source ~/.bashrc && workon name_of_virtualenv && python -u \"$file\""], "file_regex": "^[ ]*File \"(...*?)\", line ([0-9]*)", "selector": "source.python" }
name_of_virtualenv
には使いたい virtualenv 環境名を記入してください。これで、 virtualenvwrapper で作成した特定の Python 環境が使われる形となります。
ただし、以下の 2 点が前提条件となります。
- virtualenvwrapper がインストールされている
- virtualenvwrapper 有効化スクリプトが .bashrc に書き込まれている
以上です。
ここでご紹介したのは virtualenvwrapper を使う場合ですが、 virtualenvwrapper を使わずに直接変更する場合は
- 環境変数 PATH の先頭に使いたい Python 環境へのパスを追加
python -u
のところのpython
を使いたい Python 環境のpython
に変更
するとよいでしょう。
ちなみに、 Sublime Text の設定ファイルを触ったことがあまりない場合は、念のためにバックアップを取ってからの編集がおすすめです。
Build Systems — Sublime Text Unofficial Documentation
追記 2017/11:
Sublime Text の定番・おすすめパッケージのリストを作りました。 Sublime Text をお使いの方はよろしければご参考にどうぞ。
おすすめ Sublime Text パッケージ | gotohayato
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