2012/11/20

Pythonで一番最初に入れるべきパッケージ setuptools と pip

追記 20170227: pip は Python 3.4 以降では Python 本体に同梱されているとのことで、以下の作業は不要になりました。代わりに pip がモジュールとして次の形式で利用できます。

python -m pip install SomePackage

次のページが参考になります。

Python モジュールのインストール

注:ここでは setuptools を紹介してますが、現在 setuptools は更新がストップしています。代わりに distribute というパッケージが開発されていて、それが setuptools の代わりになるので、以下、 setuptools の部分を distribute で読み替えていただくとよいかと思います。基本的な使い方は全く同じです。

Pythonの魅力のひとつに、世界中で開発されている豊富なパッケージ(ライブラリ)群があります。

すばらしいパッケージがたくさんあるのであれこれ目移りするところですが、まず最初、何よりも先に入れるべきなのは、パッケージ管理用のパッケージです。

具体的には次の2つになります。

実際によく使うのは後者のpipの方ですが、pipを使うためにはsetuptoolsが必要です。

まずはsetuptoolsのインストールから。

setuptoolsのインストール

まず、Pythonのパッケージを集めたサイト「PyPI(Python Package Index)」(パイピーアイ)のsetuptoolsのページに行き、インストーラをダウンロードします。
setuptools - Python Package Index


環境(PythonのバージョンやOS)によってインストーラが異なるため、自分の環境に合ったものを選ぶようにしましょう。Windowsの場合は32bit版か64bit版かでも異なるためそのあたりも要注意です。


ちなみに、Pythonのバージョンはコマンドラインから「python -V」で確認することができます。

インストールが完了したら、(Windowsの場合は)PythonのScriptsフォルダをWindowsの環境変数PATHに追加します(たとえば「C:\Python27\Scripts」)。このあたりの説明は公式サイトで次のように説明されています。

Once installation is complete, you will find an easy_install.exe program in your Python Scripts subdirectory. Be sure to add this directory to your PATH environment variable, if you haven't already done so.
インストールが完了したら、PythonのScriptsというサブディレクトリにeasy_install.exeというファイルが入っているかと思います。このディレクトリが環境変数PATHに含まれていない場合は必ずこれを追加してください。

pipのインストール

setuptoolsがインストールできたら次にpipをインストールします。

インストールのやり方はいくつかあるのですが、setuptoolsをすでにインストールしたなら、早速その機能を使っていくのが便利です。

念のため、コマンドプロンプトでeasy_installというコマンドが使えるかどうか確認します。
easy_install


easy_installが使えることが確認できたら、コマンドプロンプトから
easy_install pip
と打ち込みます。うまくいけば、パッケージを探しているような挙動のあとしばらくカチャカチャと動いて、自動的にpipをインストールしてくれます。最終的に 「successfully ~」という表記が出ればインストールがうまく行った証拠です。

pipの使い方

pipはコマンドライン上で使用します。通常使うのは次の4つかと思います。
  • pip freeze
  • pip help
  • pip install [パッケージ名]
  • pip uninstall [パッケージ名]

pip freeze
すでにインストールされているPythonパッケージをリストアップしてくれます。

pip help
pipコマンドのヘルプを表示します。

pip install [パッケージ名]
指定したパッケージを自動でインストールしてくれます。パッケージのバージョンを指定したい場合は(パッケージ名==1.2)といった形で指定します。たとえば、Djangoをインストールした場合の画面は次のようになります。



インストールされたパッケージがどこにあるのかを確認したい場合も、この「pip install」で確認することができます。


pip uninstall [パッケージ名]
インストールされているパッケージをアンインストールします。

・・・以上です。


pipの基本のコマンドさえ覚えてしまえば、あとはサクサクとパッケージを入れていくことができます。その他詳細を知りたい場合は公式ドキュメントをどうぞ。
pip — pip documentation

参考
pipについては丁寧な解説をされている方がいました。こちらもよろしければ。
pipの使い方 - そこはかとなく書くよ。

3 件のコメント:

Frederick Guyton さんのコメント...
このコメントはブログの管理者によって削除されました。
伊地知正治 さんのコメント...

私もググってここにたどり着きました。
2系では大変お世話になりましたが今時はpipも内包されてる様です。
「pip は推奨されるインストーラ・プログラムです。 Python 3.4 からは、 Python バイナリ・インストーラに最初から付属するようになりました。」 http://docs.python.jp/3/installing/

ゴトウハヤト さんのコメント...

伊地知正治さん、ご指摘いただきありがとうございます。

最近は pip 、 pyvenv あたりのところもどんどん変わってきているのですね。

いただいたご指摘を受けて投稿の冒頭に Python 3.4 以降の pip に関する追記を行いました。ありがとうございました。